第4章 ボルボ車をいつまでも永く乗るために必要なこと

耐久性に優れ、長寿命と評価されるボルボ車。それを支えるのが強固なボディと高品質な純正パーツだ。このふたつに加えて、定期的な整備をボルボ正規ディーラーで行うことで、いつまでも本来の性能が味わえる。

頑強なボディと確実な整備で維持される本来のパフォーマンス

パワートレインやフットワークを総点検し、必要に応じて整備・部品交換を行った850 T-5R エステート。これまで3回にわたってリフレッシュの内容をレポートしたが、その結果、車齢20年・走行距離23万kmとは思えないほどの仕上がりをみせた。モータージャーナリストの大谷達也氏は、リフレッシュされた850を試乗して「力強いのに扱い易いパワーフィールと、しなやかさとソリッドさがほどよくバランスしたフットワークが印象的だった」と高く評価。適切なリフレッシュメニューを施したからこその評価だが、それだけではなく、ベースであるボディがしっかりしているからこそ。強固なボディをもつボルボ車は、20年前のモデルでも適切なリフレッシュを施すことで、本来の性能を取り戻せるのだ。

高品質な純正パーツを使った適正な整備が長寿命のポイント

850 T-5R エステートのリフレッシュを担当したボルボ・カー杉並は「メンテナンス・スケジュールに沿って整備を行えばロングライフを実現できます」という。また、車検や法令で定められた点検だけでなく、オーナーが行う日常点検も重要。メンテナンスノートに記載された点検を実施し、気になる部分は正規ディーラーに相談することが、永く乗るためのポイントといえる。極端な例だが、1966年製のボルボP1800で300万マイルという1台のクルマでの最長走行距離を記録したアーヴ・ゴードン氏は「マニュアル通りにオイルやタイヤを交換する」「定期メンテナンスを正規ディーラーで受ける」ことで、50年近くも1台のクルマを乗り続けている。彼のP1800は、これまでエンジンの分解・整備は2度しか行っておらず、そのうちトラブルの修復は1度しかなかったという。ボルボ車の頑丈さを証明する一例といえる。

ハードとソフトの両面から支えるボルボ車の長寿命

前述した強固なボディのほかにも長寿命を支えるポイントがある。それがボルボ純正パーツだ。ボルボ車は、実際の使用環境の中で厳しく審査されたパーツを使うことで本来のパフォーマンスを発揮する。また、ボルボの正規ディーラーでは、2014年以降「ボルボ・パーソナル・サービス・テクニシャン(VPS)」を順次導入中。これは、ひとりのお客様に対して、ひとりのスタッフが入庫予約から整備までを担当するというもので、今まで以上に密接で親身な整備・サービスの提供が可能となった。これら純正パーツと正規ディーラーでの整備、そして歴代モデルに受け継がれた強靱なボディ(現行型は超高強度なボロンスチールを採用)によって、ハード/ソフトの両面から、オーナーに「安心」と「信頼」を提供しているのだ。