850エステートのリフレッシュで実証するボルボ車の優れた耐久性

ひとりのドライバーが1台の乗用車でもっとも長く走行した距離。そんなギネス世界記録がある。その距離480万㎞(2013年9月時点)。この記録を打ち立てたのはニューヨーク州に住むアーヴ・ゴードン氏が所有する1966年製ボルボ P1800である。このことはボルボ車の類い希な耐久性を示す、ひとつのエピソードではないだろうか。そしてそれを支えたのが定期的なメンテナンス。どんなに耐久性に優れていても、本来のパフォーマンスを発揮するため、そして末永く安心して乗り続けるために定期的なメンテナンスは不可欠なのである。そこで90年代に一世を風靡した1995年式850 T-5R エステートのリフレッシュをボルボ正規ディーラーで実施。平均車齢8.13年(※)とされる現代において、約20年前のクルマのパフォーマンスは…? そんなプロジェクトを四回にわたってレポートする。

※平均車齢とは、国内でナンバープレートを付けている自動車が初年度登録されてからの経過年数の平均で、人間の平均年齢に相当。一般財団法人 自動車検査登録情報協会調べ。

第4章 ボルボ車をいつまでも永く乗るために必要なこと

パワートレインやサスペンションなど、各部をリフレッシュさせたことで新車当時と変わらぬ性能を取り戻した850 T-5R エステート。このクルマ同様に、ボルボ車が新車時の性能を維持するために必要なこととは?